6月 232013
 

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ZENITH(ぜにす)製のテンキーです。
安かったのと、フルサイズのキーボードと違って場所を取らないので拾ってきました。
出品者曰く「キータッチは、セブンイレブンATMの10キーを少しシャッキリさせた感じです。」とのこと。
あーこれはALPS導電ゴム枕だなと、すぐに分かりました。

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ZENITH DITA SYSTEMS
MODEL: ZA-180-89
SERIAL NO: G70306
FCC ID: IFO-560KPD11
ASSEMBLED IN U.S.A.

ご丁寧にFCC IDが区切られていたので「IFO」「560KPD11」と別けて入力したところエラーが出ました。
「IFO」「-560KPD11」と入力する必要があり、ある種の嫌がらせを受けた気分です。
製造元は「Packard Bell NEC」と書かれており、あれ?Packard BellとNECって繋がりがあったんだと新たな発見になりました。
検索をしたところ1996年7月に日本電気の海外部門と合併して社名が変更された模様です。現在は合併が解消され、Acerに買収され消滅しました。全てMicrosoftが悪い。だから私は今だにWinキーの付いたキーボードが好きになれません。
話は逸れましたが。このキーボードが認証されたのは1990年9月27日なので、当時はまだPackard Bellのままですね。
一応Packard BellのキーボードはALPS青軸の物を所有しているのですが、取り出せる範囲になかったのでFCC IDの確認が出来ませんでした。
恐らく社名が変更されたことで、FCC IDを検索したときの表示が変更されたのでしょう。

ここに来て斜体を撮り忘れていることに気づきました。ステップスカルプチャーのあれです。
足は付いていませんが、⊿になっているので綺麗な斜体になっています。

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ネジ穴がなかったので嫌な予感がしたのですが、案の定4カ所のゴム足に隠しネジが付いていました。

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CYCOLAC KJW
「CYCOLAC KJW」について検索したところ、アメリカで製造されているABS樹脂のブランド名?の模様です。 SABIC Innovative Plastics Cycolac® KJW ABS (North America)

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“C” 1989 ALPS ELECTRIC (USA) P/N 020-0263-A
▲TW-9894V-0
アメリカで製造された模様です。

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MADE IN JAPAN
日本で製造された模様です。
…上のUSA刻印はアメリカでのALPS支社のことですね。
本体に鉄板は使われておらず、PCBマウントになります。同じ導電ゴム枕でもSHARP WD-400KAやNEC PC-8800 TYPE Cとは形状が違います。あちらはプリント印刷ですが、本機はBigFootと同じく昇華印刷が使われています。

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軸の左右にゴムを設置することにより、スタビライザのカチャカチャ音を削減しています。
Apple Extended Keyboard IIではスポンジが貼り付けられていることから、コストカットを微塵も考えさせない素晴らしい作りになっていることが覗えます。

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左側はALPS互換キートップでは初期に製造された物で、右側も同じ頃に製造されたのでしょう。
mousefanさんのIBM 5556 P/N5962851と同じ構造です。

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(;;)ホロホロ

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白軸側の接点は、プラスチックの樹脂に穴があいており、そこから二本足を通す仕組みになっています。
半田が付いていて外せる気がしなかったので分解はしていません。
個人的にはALPS導電ゴム枕より角型リニアのほうが分解したときのわくわく感が大きく、思わぬ収穫となりました。
昨今の眩しい青色LEDと違い、電気を消してやっと視認できる緑色LEDです。ALPS系のLEDはどうも視認性が乏しいのが残念な所です。
白軸は35g、導電ゴム枕は45gで入力されました。

総評。この白軸部分はストロークの最中に軽いタクタイルのような引っかかりを感じます。たまたま転がっていたALPS緑軸LED窓を押してみたところ、こちらはスムーズにストロークされました。出っ張った接点の影響でしょうか。
導電ゴム枕のほうは富士通メンブレンを少し重くした感じです。
会計入力用にしては000キーが増設されておらず、多少残念感の否めないテンキーです。

動画はありません。

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