1月 042013
 

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富士通のPeerless(ぴあれす)です。新品で転がっていたので拾ってきました。
有名どころなのですが、構造上中古を購入すると打鍵感が変わってしまう場合があるので新品をずっと狙っていたのです。
この箱でPS/2接続は珍しいです。ググっても同一モデルを所有している日本人のレビューサイトは見つかりませんでした。
N860-4725-T101FKV4725-101が有名ですね。検索をする場合はその辺りを参考にしてみましょう。

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物によっては何故か右上の富士通ロゴであるシールが剥がれている場合があります。たまたま剥がれているのか、OEM等で貼られていないのかは分かりません。
この時代特有のカールケーブルが付いており、PS/2端子の先端にフェライトコアが付いています。

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LED内蔵です。この頃は緑色LEDが主流でした。青色LEDは高いので高級感がありますが、フィルターにもお金をかけないと眩しくなるので良いイメージがありません。
富士通特有の樹脂スライダーがついているのですが、何故かスライダーやスプリングを外した状態の画像しか撮影していませんでした。
埋め込み式は高級感があって好きです。
キー印字は昇華印刷で、非常にさらさらしたキートップです。私は好きですが、このサラサラ感が合わない人も居るそうです。ググっていたら好きじゃ無い人が居たので、気をつけて下さい。

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スペースバーの右側にスプリングがついており、キーを外すとスタビライザが持ち上がります。
左側が若干渋い気もしますが、じっくり押さないと分からない程度なのでどうでも良いです。

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MODEL FKB4725 SERIES
FCC ID : C9SKB4725
MADE IN MALAYSIA
PN N860-4725-T501 MN FKB4725-501
SN PZ294887 MADE IN MALAYSIA REV 01A
LR 55424 5 Vdc 100 mA SEC M
FCC IDの登録は1996年2月28日でした。

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IBM Model Mのようなカーブのかかったステップです。カーブド構造です。
鉄板本体が曲げられているのですね。

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ネジが付いていないので爪を外せば分解が出来ます。
富士通は後付けでタイムスタンプを付け足す癖があるので、印字がばらばらになっています。
2000年12月製でしょうか?4725 0 5 0の位置は意味が分かりませんでした。

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こちらのフレームは2000年11月製ですね。この手のタイムスタンプは製造日時が一致したらいけない決まりでもあるのでしょうか。

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N86D-4725-R101/01 BUHIN
ICにもなにか書かれていたのですが、撮影の仕方が悪かったので見えませんでした。
たぶんマレーシア製のいつものチップでしょう。

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うへえ…つい叫んでしまうネジの多さです。29本あります。
Realforceもそうですが、このネジの多さは分解泣かせですね。Model Mと違い焼きリベットで固定されておらず、分解が出来ます。

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アカン…こりゃアカンやつだ。



分解してすぐに後悔しました。これは組み立てるのが最も面倒なパターンです。
どこがどう面倒かと言うと、裏を向けて組み立てるのですが重みでキートップが押された状態になってしまい、筒状の樹脂が押し出された状態になってしまうのです。その押し出された状態でメンブレンシートを付けて鉄板を付けなければなりません。
非常にめんどくさいです。二度と分解したくない。

クリック音がしたので板バネかと思ったのですが、意外や意外、ラバードームのあるメンブレンでした。
このラバードームを外すときは筒状のスライダーがくっついてこないように外しましょう。

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なんとか組み立てたのですが、いかんせん通電されない…メンブレンシートがずれてしまい、組み立てることが出来ませんでした。
仕方が無いので筒状のスライダーとバネを外してから組み立てて、通電確認。
その後のことは分かりますよね。キートップとスライダーを外して樹脂を入れ直す作業です。1時間かかりました。

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四角いスライダー+スプリング+筒状のスライダー+ラバードーム+メンブレンシートの構成です。
言葉で説明しても分かりにくいのでQwerters Clinicさんのswfファイルをgif動画にしてみました。
ラバードームがへたってしまうと、このクリック感が無くなってリニアになります。
日本製のFKB4700も持っているのですが、それがクリックとリニアになっているのはこれが原因です。

クリックはIBM系のバックリングスプリング機構とALPS白軸で結論が出ており、OMRON・SMK・HI-TEK・Acer・NEC・ALPS青軸・ALPSバックリング・Cherry MX青軸・中華バックリングを使ってもこれらを超えることが出来なかったのですが、久々に大好きなクリックに出会えました。
クリックは軽くすると安っぽくなりがちですが、これはパチパチ快適に打つことが出来ます。
ゴム枕が凹む時にクリックが発生するのですが、分解をするまでゴム感が全く分かりませんでした。
クリックの刺激がゴム感を打ち消してくれるのでしょう。非常に良いキーボードです。
ただし、中古で買うときはゴムのへたり具合で別物になってしまうので注意が必要です。
この記事を書きながら打っていたのですが、非常に楽しい一時でした。
今年初めての記事がPeerlessで良かったと思います。だって今年初めて届いたキーボードが中華バックリングだもの…。
この後に中華バックリングを触ると思うと気が滅入ってきます。


私が打ちました。編集ミスにより前後に準備する背景が映っています。

  3 Responses to “富士通 Peerless 無双鍵 FKB4725-501 N860-4725-T501”

  1. […] 私が大好きなキーボードの一つ、富士通Peerlessです。 私の大好きなWindowsキーの無い101配列、そして1行エンター。日本製。配列と特質だけを見れば至高…なんですよね。 以前書いた記事で耐久性について触れましたが、耐久性に難がある結果がこれです。 […]

  2. なんで淫夢見てるんですかね……

  3. メカニカルじゃなくて、メンブレンでしょ

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