Sun Type 4は打ち心地が悪いことで有名ですが、某軸のページで静電容量と書かれていたので一度触ってみたかったのです。
これを拾った同時期にType3~5まで手に入ったので、気が向いたら分解しておきます。
ちゃたりたいねも今月で2周年を迎えるのですが、未だにレビューされていないカテゴリが2つも残っていてずっと気になっていたんですよ。
なんでKeyTronicとNECのキーボードだけレビューしていないんだろう。
私自身KeyTronicは5枚持っていますし、NECも10枚くらいあるんですよ。
このまま工事中もあれなので優先的に上げておこうと思ったわけです。
MADE IN U.S.A.
M/N E03470014 M/O 0799065-11
MODEL: TYPE 4
CLASS B. FCC ID: CIGE03470
Vfg. 1046/1984
FCC IDの認証は1990年3月30日でKeyTronic製です。この型名を見てKeyTronicだと気づけたら一人前のキーボードマニアになれます。
eBayの基本として、KeyTronicは外見だけで判断する必要があり、次点で型名なのです。Eのあとに数字が入ったらKeyTronicの可能性が高いです。
左右のどちらからでも差せるようになっており、さながらADBキーボードに似ていますね。ここにマウスとキーボードのマークが書かれているのは、もう片方にマウスを差して使ってねと言う意味です。
Sun用の変換機はSun端子が1個に対してPS/2端子が2つ付いているのはこのためです。
KeyTronic特有の消しゴムのようなゴム足です。実際に消しかすが付いています。
ステップです。なだらかで見ているだけで気持ちの良いカーブド構造になっています。
静電容量はラバードームの代わりにコイルスプリングが使われている物もありますが本機はラバーです。沖電気工業の静電容量がコイルスプリングですね。
KeyTronicはコイルスプリングのモデルあったかなあ…。よく覚えてないです。
意味のよく分からないDIPスイッチが付いていました。説明も無いし内側に入ってるから分解しないと切り替えられないし。左上にある黒色の突起はスピーカーです。
分解すると大抵プラスチックのフレームが外れるのですが、フレーム毎くっついてきました。
ネジを使って基板側を湾曲させています。
静電容量は接点が綺麗で良いですね。接地面にはスポンジが付いており、Realforceでお馴染みの荷重に関係しないあのコイルスプリングを思い出します。
各方向からの画像です。スポンジが付いたスライダーは元に戻しにくいので左右あるかと思いましたが、どちらでも問題無いです。
総評…打ち心地が悪いことで有名なType 4です。静電容量と書かれていたので一度使ってみたかったのですが、キートロ静電は既にDELL old logoを持っているので無駄の産物でした。
スカスカスカスカスコスコスコスコ…うーんこの擦れ感。メリハリのあるタクタイル感は悪くないのですが、Realforceを使いながら打っているとその差は歴然ですね。
1キー1キーを押すだけなら良いのですが、タイピングすると打ちにくさが分かるタイプです。Type 4だけにタイプって。
分解する時にネジ穴がもの凄く硬く、外しているのにネジ穴を作っている感覚になってしまうほどです。20本以上のネジを苦労して外したかと思いきや、組み立てる時にまたネジ穴を作っているかのごとくかみ合わないネジ穴。
二度と分解したくないキーボードです。
私が打ちました。YouTubeさん、画像を見れば分かりますが私のキーボードを撮影した動画です。