12月 152013
 

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eBayのジャンクキーボードセットに気になる軸が見えたので輸入してみました。
珍しいOMRON製のスイッチを採用したキーボードです。

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セカイモン「キートップぶっ壊れてたぞ。返品するか?」
画像と共にメールが送られてきました。どうせ使えないキーボードなので破損なんかどうでも良いのです。逆に返品されると私が困ります。コレクション的な意味で。

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この時代のキーボードはファンクションキーを各自で設定するタイプらしく、中にシートを入れて使用することが可能になります。

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OMRON B3G-S JAPAN
このJAPANの文字が書かれていない物も存在します。何故か書かれている物と混ざっているキーボードも存在するので、途中から入れたのかも知れません。詳細不明。

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無刻印の部分も同じ物が使われています。キートップはPBT樹脂。

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スペースバーは荷重が違うので色が違うのは分かるのですが、何故かリターンキーも色が違っています。この2つのみ片側に窪みがありました。

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足です。安定感を増すために立派な構造になっていますが、机や筐体が傾いているとぐらついてしまうので逆効果な気がします。三点支点が最も安定感が高いのです。

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ステップです。動画を撮影するために軽く打っていたのですが、非常に打ちやすいと思いました(コナミ感)。

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ADDS 2020
SER W056644
Made in Hong Kong
MODEL 2020
P/N 522-15611
S/N W056644
ADDSは「Applied Digital Data Systems Inc.」の略称で、残念ながら既に過去の会社となってしまいました。
検索をするとターミナルコンピュータが出てきました。これ以外の記事は見つかりませんでした。

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35515000
OMRON 0273247-0B
35515014FPN 06Y7SA32006
基板です…基板です。

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2 1 87 6
NO:522-72400
MATL→:ZD7-ABS
CKC:1015072040
1987年6月21日製造です。ALPS軸が完成した後の製造ですね。

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1 6 1 88 NO:522-72500
MATL→:ZD7-ABS
CKC:1015072040
こちらは1988年1月16日製造です。まだキーボードにコストカットがされなかった時代ですね。

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中途半端にキートップが外れている理由は、軸を外すために予めキートップを外しているのです。

ADDS_2020_522-15611_25軸です。全部で4種類あります。リターンキーとスペースバーで荷重は違う物の、色の違いはありません。
ADDS_2020_522-15611_26LEDの無い軸は全て同じ裏側です。1、2、3。
ADDS_2020_522-15611_27W87Cの刻印があります。他のスイッチは外していないので、もしかしたら色々なアルファベットが刻印されているのかも知れません。
ADDS_2020_522-15611_33LED部分は接点が余分に付いています。半田を吸い取るのを忘れて軸を破壊しないように気をつけましょう。私は破壊しました。
ADDS_2020_522-15611_28左右の爪を外すことで分解が可能です。
ADDS_2020_522-15611_29中身。接点バネはALPS軸と同じですが、接点部分の作りは少し違っています。
ADDS_2020_522-15611_30裏側です。このOMRON Yellowは上側の作りが違っている物の、構造自体は左右対称です。
ADDS_2020_522-15611_31上から見た感じ。右側の窪みに突起は付いていませんでした。クリックの黄軸には突起が付いています。
ADDS_2020_522-15611_32下から見た感じ。どの向きで組み立てても正常に動作します。
ADDS_2020_522-15611_36接点用のバネを固定するための突起が付いています。
ADDS_2020_522-15611_37スライダーを乗っけた感じ。
ADDS_2020_522-15611_38某WANGキーボードに付いていたクリックなOMRON Yellowです。本機にはJAPANの刻印がついていますが、クリックなOMRONにはJAPANの刻印がついていません。色は同じです。

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左から「OMRON B3G-S JAPAN White LED Linear」「OMRON B3G-S JAPAN White Linear」「OMRON B3G-S JAPAN Yellow Linear」「OMRON B3G-S JAPAN Yellow SpaceBar Linear」です。何故かLEDの埋め込まれていない色の黄色のみケースのLED部分が欠けています。

総評…貴重なOMRON製のメカニカルキーボードです。残念ながらモジュラージャックなので現在のパソコンでは使用することができません。
打鍵感はALPS緑軸に似ており、接点が同じ構造になっていることから底打ちでタクタイル感があることまで一致しています。
スペースバー以外のキートップはPBT樹脂で成形されており、Apple拡張キーボードのキートップに似ています。
ALPSマウントなのでキートップの互換性もあります。


私が打ちました。

  3 Responses to “ADDS 2020 522-15611 OMRON B3G-S JAPAN 白軸 リニア”

  1. […] NS06M 0579 基板です。前回紹介したOMRONキーボードと構造は同じなのでスイッチの分解はしていません。 […]

  2. […] WYSE製のPC拡張キーボードです。ターミナルコンピュータのみで動作し、4P4Cモジュラーケーブルが使われています。 その昔、OMRON製のスイッチを搭載したキーボードとのセットで出品されており、そのときに入手しました。このキーボードが2枚もあったので1枚は既に手放しています。 […]

  3. どこに書けばいいのかわからないのでとりあえずこちらで...

    トラブルが解消できたようでよかったですね。 

    お疲れのところ申し訳ありませんが以下の二点をご確認いただけますでしょうか

    1) 黄軸2種ともに(分解画像にタクタイルバネは見えませんのでこれらも) リニア である。
    2) Enter黄軸は他の白軸とほぼ同じ程度の荷重である。

    ということでよろしいでしょうか。

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